[海外ニュース]2018.5.27
前王者レミュー 体重オーバーの再起戦
デビッド・レミュー
前IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級王者で現在はWBC(世界ボクシング評議会)4位、WBO(世界ボクシング機構)10位にランクされるデビッド・レミュー(29=カナダ)が26日(日本時間27日)、カナダのケベックシティでWBC18位のカリム・アキュール(31=アルジェリア/仏)と対戦した。昨年12月にビリー・ジョー・サンダース(28=英)の持つWBO王座に挑んで判定負けを喫したレミューにとっては再起戦だった。
試合はレミューがアキュールの持つWBCインターナショナル王座に挑戦するかたちで行われる予定だったが、前日計量でレミューが2ポンド超過して失格。レミューは勝っても地域王座は獲得できない状況だったが、大事な再起戦であることに変わりはなかった。攻撃力で勝るレミューは初回からアキュールを一方的に攻め、毎回のようにポイントを奪って12回を支配した。レミューはKOを逃したが最終回にはダウンを奪ってダメ押し点を奪い、119対108、120対107、119対107の大差で勝利を収めた。これを機にスーパーミドル級に転向すると表明しているレミューは43戦39勝(33KO)4敗、アキュールは34戦26勝(4KO)5敗3分。