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[前日計量]2018.5.12

WBO Sウェルター級戦 アリvsムンギア

アリvsムンギア

 WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級タイトルマッチ、王者サダム・アリ(29=米)対同級4位ハイメ・ムンギア(21=メキシコ)の12回戦は12日(日本時間13日)、米国ニューヨーク州ベローナのターニング・ストーン・リゾート&カジノで行われる。試合前日の11日には両選手が計量に臨み、ともに154ポンド(約69.8キロ)の階級リミットを余裕をもってパスした。ダブルメインで行われるWBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級タイトルマッチに出場する王者レイ・バルガス(27=メキシコ)、挑戦者同級9位アザト・ホバニシャン(29=アルメニア/米)も規定内でクリアした。

 もともとウェルター級がベスト体重だったアリは、昨年12月に1階級上げてミゲール・コット(プエルトリコ)に挑戦。12回判定勝ちを収めて戴冠を果たした。今回はその試合と同じ153ポンド(約69.4キロ)だった。一方、挑戦を予定していたリアム・スミス(英)が皮膚炎のため辞退したことで3週間前にチャンスが降ってきたムンギアは152.7ポンド(約69.2キロ)と、こちらも軽めの仕上げだった。5対4のオッズで27有利とみられているアリは27戦26勝(14KO)1敗、ムンギアは28戦全勝(24KO)。
 スーパーバンタム級は、3度目の防衛を狙うバルガスが120ポンド(約54.4キロ)、挑戦者のホバニシャンが121ポンド(約54.8キロ)だった。バルガスは31戦全勝(22KO)、「クレイジー」というニックネームを持つホバニシャンは16戦14勝(11KO)2敗。オッズは9対2でバルガス有利と出ている。