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[前日計量]2018.4.21

ニューヨークのダブル世界戦+元王者対決

チャーロvsセンテノ

 WBC(世界ボクシング評議会)ミドル級暫定王座決定戦、1位のジャモール・チャーロ(27=米)対4位ウーゴ・センテノ(27=米)、WBA(世界ボクシング協会)スーパーフェザー級スーパー王座決定戦、1位ヘスス・クェジャル(31=亜)対3位ジャーボンタ・デイビス(23=米)は21日(日本時間22日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われる。4選手は試合前日の20日、メインカードに出場するエイドリアン・ブローナー(28=米)とジェシー・バルガス(28=米)らとともに計量に臨んだ。

ブローナーvsバルガス

 スーパーウェルター級に続いてミドル級でも戴冠を狙うチャーロは階級リミットちょうどの160ポンド(約72.5キロ)、20対1のオッズをひっくり返す番狂わせを狙うセンテノは158.5ポンド(約71.8キロ)だった。チャーロは26戦全勝(20KO)、センテノは28戦26勝(14KO)1敗1無効試合。
 スーパーフェザー級スーパー王座決定戦に出場する前WBAフェザー級王者のクェジャルは129.2ポンド(約58.6キロ)、昨年8月に体重超過のため計量で失格、IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王座を失ったデイビスは129ポンド(約58.5キロ)だった。1年4ヵ月ぶりの再起戦で勝てば2階級制覇となるクェジャルは30戦28勝(21KO)2敗、デイビスは19戦全勝(18KO)。サウスポー同士の対決となる。
 メイン格のブローナー対バルガスは144ポンド(約65.3キロ)契約となっているが、最初の計量でブローナーが0.2ポンド(約90グラム)オーバー。全裸になって計り直し144ポンドで合格した。バルガスは143.7ポンド(約65.2キロ)だった。4階級制覇の実績を持つブローナーは37戦33勝(24KO)3敗1無効試合。現在はWBCスーパーライト級4位、IBF9位にランクされている。WBAスーパーライト級暫定王座とWBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王座を獲得した実績を持つバルガスは30戦28勝(10KO)2敗。こちらはウェルター級でWBAとWBCで3位、IBF4位に名を連ねている。オッズは11対10でバルガス有利と出ている。