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[海外ニュース]2018.4.18

フランプトン「ドネア戦後の標的はバルデス」

カール・フランプトン

 2階級制覇の実績を持つ前WBA(世界ボクシング協会)フェザー級スーパー王者で、現在はIBF(国際ボクシング連盟)3位、WBO(世界ボクシング機構)4位にランクされるカール・フランプトン(31=英)は、21日(日本時間22日)に英国北アイルランドのベルファストで元5階級制覇王者ノニト・ドネア(35=比/米)と対戦する。このWBOフェザー級暫定王座決定戦での勝利を前提に、フランプトンは「(正王者の)オスカル・バルデス(27=メキシコ)と米国で戦いたい」と話している。

 フランプトン対ドネアはWBOの挑戦者決定戦として行われる予定だったが、バルデスが3月10日のスコット・クイッグ(英)戦でアゴを骨折して戦線離脱することになったため、暫定王座決定戦に繰り上がった経緯がある。バルデス戦のほかにフランプトンには5月19日に行われるIBF王者リー・セルビー(英)対ジョシュ・ウォーリントン(英)の勝者との対戦を期待する声もあるが、「たしかに選択肢のひとつではあるけれど、バルデスとの試合ならばもっと大きなスケールになる。彼と米国で戦いたい」と希望を口にしている。その前にドネアに勝たなければならないが、フランプトンは「ドネアはパンチ力があるが、トレーニングでやってきたことを試合で出せれば勝てる。そして再び米国のリングに上がりたい」と自信をみせている。