[海外ニュース]2018.4.17
マイキー・ガルシアはライト級王座を保持
ミゲール・マイキー・ガルシア
3月10日にセルゲイ・リピネッツ(29=カザフスタン/露/米)に12回判定勝ちを収めてIBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級王座を獲得、4階級制覇を成し遂げたミゲール・マイキー・ガルシア(30=米)が、この王座を返上したことが分かった。4月13日付で発表されたIBFランキングのスーパーライト級王座が空位になっていたためで、同時に保持していたWBC(世界ボクシング評議会)ライト級王座は依然としてキープしている。
ガルシアはWBCライト級王座を保持していく場合は同級WBA(世界ボクシング協会)王者でWBCダイヤモンド王者のホルヘ・リナレス(帝拳)との統一戦を課されており、またIBFスーパーライト級王座をキープしていく場合は2位のイバン・バランチク(25=露/ベラルーシ/米)との指名試合が義務づけられていた。
空位になったIBFスーパーライト級王座の決定戦にはバランチクが出場することが確定的だが、相手が誰になるのか注目される。最新のIBFランキングでは1位が空位で2位がバランチク、3月のバランチク戦をケガのため見送ったアンソニー・イギット(スウェーデン)が3位、4位に近藤明広(一力)、5位に岡田博喜(角海老宝石)、6位にリピネッツとなっている。以下、アントニオ・デマルコ(メキシコ)、ジョシュ・テイラー(英)、エイドリアン・ブローナー(米)、アントニオ・オロスコ(メキシコ)と続く。近藤や岡田に声がかかる可能性も十分にありそうだ。