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[前日計量]2018.4.7

ラスベガスのダブル世界戦 4選手ともパス

日本時間8日にゴング!

 スーパーウェルター級王座統一戦、WBA(世界ボクシング協会)スーパー王者エリスランディ・ララ(34=キューバ/米)対IBF(国際ボクシング連盟)王者ジャレット・ハード(27=米)、IBFスーパーミドル級タイトルマッチ、王者ケイレブ・トルーアックス(34=米)対前王者で現8位ジェームス・デゲール(32=英)の計量が6日、米国ネバダ州ラスベガスで行われ、4選手とも問題なくパスした。試合は7日(日本時間8日)、ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノで行われる。

エリスランディ・ララ

 13年6月に暫定王座を獲得したララは、その後、正王者からスーパー王者に昇格し、今回が8度目の防衛戦となる。計量はリミットを0.5ポンド下回る153.5ポンド(約69.6キロ)でクリアした。昨年2月に戴冠を果たしたハードは2度目の防衛戦となる。こちらは153ポンド(約69.4キロ)だった。サウスポーのララは29戦25勝(14KO)2敗2分、ハードは21戦全勝(15KO)。オッズは13対11でララ有利と出ている。
 スーパーミドル級のトルーアックス対デゲールは昨年12月の再戦となる。初戦はトルーアックスが41対1という絶望的なオッズをひっくり返して12回判定勝ち、08年北京五輪金メダリストでもあるデゲールから王座を奪った。4ヵ月ぶりの試合を前にトルーアックスは167.7ポンド(約76.0キロ)、デゲールは167.2ポンド(約75.8キロ)だった。今回も11対4でデゲール有利というオッズが出ているが、「前回勝っているのに、まだ信用していないのか? 私の方が強いということを今回の試合で証明する」と意気込むトルーアックスは34戦29勝(18KO)3敗2分、サウスポーを基本にしながら機をみてスイッチするデゲールは26戦23勝(14KO)2敗1分。
 前座ではIBFスーパーウェルター級挑戦者決定戦が組まれており、4位のナサニエル・ガリモア(ジャマイカ/米)が153ポンド、5位のジュリアン・ウィリアムス(米)が154ポンド(約69.8キロ)で計量をパスしている。ガリモアは22戦20勝(17KO)1敗1分、ウィリアムスは27戦24勝(15KO)1敗1分1無効試合。