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[海外ニュース]2018.4.6

ガルシアvsポーターで暫定王座決定戦

ガルシアvsポーター

 WBC(世界ボクシング評議会)のマウリシオ・スライマン会長は、同団体ウェルター級前王者で現1位ダニー・ガルシア(30=米)と、元IBF(国際ボクシング連盟)王者で現WBC2位ショーン・ポーター(30=米)に対し、暫定王座決定戦を行うよう指令を出したことをメディアに明かした。WBA(世界ボクシング協会)スーパー王座とWBC王座を持つキース・サーマン(29=米)が1年以上も実戦から遠ざかっているため。

 サーマンは昨年3月にガルシアを下して2団体統一王者になったが、以前から痛めていた右肘の手術を4月に行ったため戦線離脱していた。今年5月19日に復帰戦を予定していたが、今度は左手を痛めたためキャンセルになった。この間、ポーターは昨年4月に挑戦者決定戦を制し、今年2月にはガルシアも挑戦者決定戦で勝利を収めてた。最優先権はポーター、次いでガルシアという順番になっていたが、このままサーマンの回復を待つわけにもいかず、今回の暫定王座決定戦という措置がとられたようだ。16年6月にサーマンに12回判定負けを喫しているポーターは31戦28勝(17KO)2敗1分、ガルシアは35戦34勝(20KO)1敗。