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[海外ニュース]2018.4.2

2団体王者のサーマン 復帰戦は延期

キース・サーマン

 ウェルター級のWBA(世界ボクシング協会)スーパー王座とWBC(世界ボクシング評議会)王座を保持しているキース・サーマン(29=米)は、5月19日に米国ニューヨークのバークレイズ・センターで次戦を計画していたが、左手を痛めたため延期されることになった。昨年3月、WBA王者だったサーマンはWBC王者ダニー・ガルシア(29=米)に勝って2団体の王座を統一したが、その後、右肘の手術をしたため戦線離脱状態が続いている。

 サーマンは統一王者になったあと右肘を手術し、さらに日本で知り合ったネパールの女性と夏に結婚。年末から年初にかけては来日して世界戦を会場で観戦するなどリング外の話題が続いた。そんななか次戦は5月19日に決定したが、相手が決まらないままとなっていた。一時は元王者ジェシー・バルガス(米)や世界挑戦経験者ホセシート・ロペス(米)らが候補として挙がったが、いずれも決定まで至らず、ふたりとも別の相手と試合することになった。WBCは2位のショーン・ポーター(米)を指名挑戦者に認定しており、さらに2位のガルシアもその次の指名挑戦者として待機している。