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[海外ニュース]2018.3.29

ヘビー級王座統一戦 報酬総額£2000万

今週末 ジョシュアvsパーカー

 ヘビー級のWBA(世界ボクシング協会)スーパー王座、IBF(国際ボクシング連盟)王座保持者アンソニー・ジョシュア(28=英)と、WBO(世界ボクシング機構)王者ジョセフ・パーカー(26=ニュージーランド/米)による3団体王座統一戦は31日(日本時間4月1日)、英国カーディフのプリンシパリティ・スタジアムで行われる。この試合の報酬は合計で2000万ポンド(約30億円)になると推計されている。
※ジョシュア対パーカーは4月1日(日)午前5時半からWOWOWプライム・チャンネルで生中継の予定

 米国ではラスベガスの試合を管理するネバダ州アスレチック・コミッションなどがプロモーターから申告された選手の報酬を公表することがあるが、英国にはそうした慣例がない。そのため大試合の場合も推計で数字をはじき出すことが多い。たとえば英国内で150万件の有料視聴(ペイ・パー・ビュー)があったとされる昨年4月のジョシュア対ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)のヘビー級タイトルマッチの場合は、ジョシュアは報酬やスポンサー料など合計で1500万ポンド(当時のレートで約23億円)を得たと見積もられている。また、昨年9月にパーカーが英国でヒューイ・フューリー(英)の挑戦を退けた際の報酬は110万ポンド(当時のレートで約1億6600万円)だったと伝えられる。
 こうしたなか、今回の王者同士の対決では200万件前後のペイ・パー・ビュー契約が見込まれており、主役でもあるジョシュアに1300万ポンド(約19億5000万円)、準主役のパーカーに700万ポンド(約10億5000万円)の報酬が保証されるとみられている。さらにジョシュアにはスポンサー料などが上乗せされるため、総額は25億円前後になるという推計もある。その金額に見合う好ファイトを期待したい。