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[海外ニュース]2018.3.18

決戦まで2週間 パーカーが英国到着

ジョセフ・パーカー

 31日(日本時間4月1日)に英国カーディフのプリンスパリティ・スタジアムでWBA(世界ボクシング協会)スーパー、IBF(国際ボクシング連盟)王座を持つ世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(28=英)と対戦する同級WBO(世界ボクシング機構)王者ジョセフ・パーカー(26=ニュージーランド/米)が18日、英国ロンドンの空港に到着した。パーカーは「試合を楽しみにしている」と自信をみせている。

 パーカーは84年ロス五輪ライトヘビー級銀メダリストのケビン・バリー・トレーナーの指導のもと米国ネバダ州ラスベガスで8週間の集中トレーニングをこなし、コンディションは上々だという。英国入りしたWBO王者はメディアに「私は若くて強いし、動きも軽快だ。心強いチームに支えられ、さらに私はふたつの国(ニュージーランドと米国)を背負っているんだ」とコメント。今回の統一戦がWBO王座の3度目の防衛戦にもなるが、過去2戦は不本意なパフォーマンスに終わっているだけに今回の試合にかける思いは強いものがある。「昨年は満足のいく試合ができなかった。理由はいくつかあるけれど、今回は生涯でベストのものを披露する」とパーカーは決意を口にした。パーカーは10日ほどロンドンで調整したあとで試合地のカーディフに移動する計画を立てている。