[海外ニュース]2018.3.16
イマムvsラミレス WBC世界戦2000試合
ラミレスvsイマム
テレンス・クロフォード(30=米)が返上して空位になったWBC(世界ボクシング評議会)スーパーライト級王座の決定戦が17日(日本時間18日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)のサブ・アリーナ、ザ・シアターで行われる。1位のアミール・イマム(27=米)と3位のホセ・カルロス・ラミレス(25=米)が拳を交えるもので、このタイトルマッチはWBCの世界戦2000試合目になるという。
記念すべき試合を前に行われた会見では、イマムが「多くのボクサーはここ(MSG)で戦うことはないが、WBCの2000試合目で戦うことができて光栄だ。ラミレスは手強いが、戦う準備はできている。彼がハードなトレーニングをこなしてきたことも知っているし、だから侮ったりはしない」と決意を口にした。ラミレスは「このチャンスをもらえたことに感謝している。ボクシングの聖地で戦えることを誇りに思う。スーパースターになるためにも私の才能を披露したいと思う。イマムを相手に自分の才能を発揮することが待ちきれないよ」と、こちらも試合を楽しみにしている様子だった。ドン・キング・プロダクションズに所属するイマムが22戦21勝(18KO)1敗、70年代からキング氏と犬猿の仲といわれるボブ・アラム・プロモーターのトップランク社と契約を交わしているラミレスは21戦全勝(16KO)。
この日はセミ格としてオレクサンデル・グウォジク(ウクライナ/米)対メーディ・アマル(仏)のWBCライトヘビー級暫定王座決定戦も行われる。