[メキシコ情報]2018.3.15
68戦のミハレス 71戦のサウセド 36歳対決

 元世界スーパーフライ級王者で現在はWBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級5位にランクされるクリスチャン・ミハレス(36=メキシコ)は17日(日本時間18日)、メキシコのキンタナロー州カンクンで元世界ランカーのフェルナンド・ダビド・サウセド(36=亜)と対戦する。プロキャリア21年のミハレス、17年のサウセド、なかなか渋い36歳対決だ。

 ミハレスは2月にミゲール・ベルチェルト(メキシコ)への挑戦が決まっていたが、1月下旬になってビジネス上の問題でキャンセル。その後、年内での引退を表明している。68戦58勝(26KO)8敗2分。4年前にレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)の持つWBCスーパーバンタム級王座に挑んで判定負けを喫してからは9連勝(2KO)と好調だ。
 対するサウセドは10年にクリス・ジョン(インドネシア)のWBA(世界ボクシング協会)フェザー級、14年4月にはランセス・バルセレミ(キューバ/米)の持つIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王座に挑み、いずれも12回判定で敗れている。71戦61勝(10KO)7敗3分。サウセドは「ミハレスがこれまでと異なる戦いをするとは思えない。彼が地元で(負けて)苦い別れをすることは辛いだろうが、私は自分の仕事をするだけだ。これに勝って世界挑戦のチャンスを待ちたい」と自信をみせている。