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[海外ニュース]2018.3.14

4階級制覇のガルシア 視聴件数は苦戦

 10日に米国テキサス州サンアントニオで行われたIBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級タイトルマッチ、王者セルゲイ・リピネッツ(28=カザフスタン/露/米)対3階級制覇王者ミゲール・マイキー・ガルシア(30=米)の12回戦は大手ケーブルネットワーク、ショータイムで全米に生中継されたが、その視聴件数は平均で61万8000件だった。

 ニールセン・メディア・リサーチのデータによると、リピネッツ対ガルシアの平均視聴件数は61万8000件で、ピーク時は68万9000件に上ったという。しかし、この数字はガルシアがエイドリアン・ブローナー(米)に勝った昨年7月の試合の平均88万1000件、ピーク時93万7000件には遠く及ばなかった。リピネッツの知名度不足と、同じ時間帯にスポーツ専門チャンネルESPNがオスカル・バルデス(メキシコ)対スコット・クイッグ(英)のWBO(世界ボクシング機構)フェザー級タイトルマッチを放送していたことが理由とみられている。そのバルデス対クイッグは平均で110万件をマークしたと報じられている。