[海外ニュース]2018.3.13
IBFがイースターとコーメイに指名戦指令
イースターvsコーメイ
IBF(国際ボクシング連盟)は12日、同団体ライト級王者ロバート・イースター(27=米)と3位のリチャード・コーメイ(31=ガーナ)に対し、交渉を開始して対戦契約を結ぶよう指令を出した。交渉期限は4月12日で、不調に終わった場合は興行権入札が行われるとしている。コーメイは10日に行われたアドリアン・ルナ(26=メキシコ)との挑戦者決定戦で6回TKO勝ちを収めている。
ロバート・イースター
イースターとコーメイは16年9月にIBF王座決定戦として拳を交え、イースターが8回にダウンを喫したものの2対1の僅差判定勝ちを収めて王座についた。その後、イースターは3連続判定防衛を果たしている。21戦全勝(14KO)。一方のコーメイはイースターに敗れた3ヵ月後にデニス・シャフィコフ(露)との挑戦者決定戦でも同情の集まる惜敗を喫したが、その後はルナ戦を含めて2勝している。28戦26勝(23KO)2敗。ちなみにイースターはコーメイ対ルナの試合をリングサイドで観戦しており、両者は再戦に向かう可能性が高いとみられている。ただし、その一方でイースターはメインでセルゲイ・リピネッツ(カザフスタン/露/米)からIBFスーパーライト級王座を奪ったミゲール・マイキー・ガルシア(米)との対戦にも興味を示している。