[海外ニュース]2018.2.28
フェザー級王座バルデス 「準備完了」
バルデス対クイッグ
WBO(世界ボクシング機構)フェザー級王者オスカル・バルデス(27=メキシコ)は3月10日、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで同級10位スコット・クイッグ(29=英)の挑戦を受ける。このところ2試合続けて判定防衛となっているバルデスは、元WBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級王者を迎えるにあたり「難しい試合になると思うが、十分な備えができている」と自信をみせている。
バルデスは16年7月の決定戦を制して戴冠を果たし、大澤宏晋(ロマンサジャパン)、ミゲール・マリアガ(コロンビア)、ジェネシス・セルバニア(比)を相手に3度の防衛をこなしてきた。戦績は23戦全勝(19KO)。メキシコのグアダラハラでトレーニングを積んできたバルデスは「試合に備えて十分な準備をしてきた。体重も問題ないし、あとはロサンゼルスで最後の調整をするだけ。クイッグのことは研究したので、たぶん歯車が噛み合うと思う。戦争のような試合になるだろう」とV4戦を楽しみにしている様子だ。2階級制覇を狙うクイッグは37戦34勝(25KO)1敗2分。フェザー級に転向してからは3連勝(2KO)を収めている。オッズは3対1でバルデス有利と出ている。