[海外ニュース]2018.2.26
決勝に向けグローブスとスミスが意気込み
いよいよクライマックス
賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」スーパーミドル級の決勝戦は、WBA(世界ボクシング)スーパー王者のジョージ・グローブス(29)とWBC(世界ボクシング評議会)ダイヤモンド王者カルム・スミス(27)の英国人対決となった。24日、スミスが準決勝を突破したリング上で両者は顔を合わせ、決勝に向けた意気込みを口にした。
スミスは元キックボクサーのニーキー・ホルツケン(オランダ)にやや手を焼いたものの左ジャブと距離を有効につかってポイントアウト、大差の判定勝ちを収めた。2試合とも12回判定勝ちでWBSSの決勝に進出したスミスは「決勝戦を楽しみにしている。第一シードのグローブスは誰もが戦いと願っている選手。私も戦いたい」とコメント。これに対し試合をリングサイドで観戦したグローブスは「私は2試合を勝ち抜いた。誰も見たいと思う次の試合に勝ってトロフィーを手に入れる。相手が戦うところをライブ観戦したので、早くジムワークをしたくなった。(決勝は)すごい試合になるだろう。たぶん判定までいかないと思う」とエキサイトした様子だった。戦績はスミスが24戦全勝(17KO)、グローブスが31戦28勝(20KO)3敗。決勝は6月2日、英国ロンドンで予定されている。