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[海外ニュース]2018.2.12

賞金トーナメント敗退のイリディリム 再起第2戦

アブニ・イリディリム

 昨年10月、参戦した賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」スーパーミドル級初戦でクリス・ユーバンク・ジュニア(28=英)に3回KO負けを喫したアブニ・イリディリム(26=トルコ)が3月3日、ドイツのケルンで元世界ランカーのデレク・エドワーズ(38=米)と対戦する。現在、イリディリムはWBA(世界ボクシング協会)8位、WBC(世界ボクシング評議会)10位にランクされている。

 イリディルムはWBSS準々決勝となる初戦でユーバンク・ジュニアのスピードと強打の前に引き立て役に甘んじたが、2ヵ月後の再起戦で1回TKO勝ちを収めている。今回が再起第2戦となる。18戦17勝(11KO)1敗。イリディリムは「ユーバンク戦では何が悪かったか分かっているので、今後は2度と同じ過ちを犯さない。まだ若いので一戦ごとに集中して戦っていく」と話している。
 相手のエドワーズは14年2月にのちの世界2階級制覇王者バドゥ・ジャック(スウェーデン/米)に1回TKO勝ちを収めたことがある。しかし、その勝利を最後に武運から見放されており、このところ4連敗を喫している。通算戦績は35戦27勝(14KO)7敗1分。