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[海外ニュース]2018.1.31

ナルバエスが代役と地元で前哨戦

井上尚弥(大橋)と対戦したナルバエス

 WBO(世界ボクシング機構)のフライ級とスーパーフライ級の元王者オマール・ナルバエス(42=亜)が2月3日、アルゼンチンのチュブート州プエルトマドリンで元ベネズエラ国内王者ヘスス・バルガス(25=ベネズエラ)と対戦する。ナルバエスは2月10日に英国でWBOバンタム級王者ゾラニ・テテ(29=南ア)に挑む予定だったが、テテがふくらはぎを痛めたため試合は延期されている。

 ナルバエスは3階級制覇を狙ってテテとのサウスポー対決に臨む予定だったが、試合の約1ヵ月前に王者側から延期の連絡が入った。そのため試合日を1週間繰り上げてバルガスとの無冠戦を行うことになったわけだ。ナルバエスとバルガスは2年前にプエルトマドリンで対戦し、ナルバエスが7回終了TKO勝ちを収めて空位のIBF中南米バンタム級王座を獲得している。その試合を含めバルガスは直近の10戦で2勝8敗とスランプに陥っている。戦績はナルバエスが51戦47勝(25KO)2敗2分、バルガスは28戦16勝(12KO)11敗1分。