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[海外ニュース]2018.1.31

連敗中の元王者トラウト 2/17に再起戦

選手生命を懸けた大一番へ

 元WBA(世界ボクシング協会)スーパーウェルター級王者で現在はWBC(世界ボクシング評議会)同級11位にランクされているオースチン・トラウト(32=米)が2月17日、米国テキサス州エルパソでファン・デ・アンヘル(30=コロンビア)と対戦することになった。このところ世界挑戦で2連敗しているトラウトにとっては選手生命を左右する重要な再起戦になる。

 サウスポーのトラウトはWBAスーパーウェルター級王者時代にWBC王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)と互角に近い戦いをした実力者だが、16年5月にジャモール・チャーロ(米)、昨年10月にはジャレット・ハード(米)の持つIBF(国際ボクシング)王座に挑んで12回判定負け、10回終了TKO負けを喫している。戦績は34戦30勝(17KO)4敗。再起戦の相手、アンヘルは直近の2連敗を含め最近は6戦2勝4敗と武運から見放されているが、28戦20勝(18KO)7敗1分とKO率が高いだけに油断はできない。
 なお、2月17日のメインではデボン・アレクサンダー(米)対ビクター・オルティス(米)の元王者同士のウェルター級サバイバル戦が組まれている。