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[メキシコ情報]2018.1.25

挑戦待機中のローマンが2/10に前哨戦

サリドを撃沈

 WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフェザー級1位のミゲール・ローマン(32=メキシコ)が2月10日、メキシコのチワワ州シウダーフアレスで元世界ランカーのアリスティデス・ペレス(36=コロンビア)と対戦することになった。試合はWBCインターナショナル・スーパーフェザー級シルバー王座決定戦として行われる。同じ日にはメキシコのキンタロー州カンクンでWBC同級王者ミゲール・ベルチェル(26=メキシコ)が2度目の防衛戦を予定している。

ミゲール・ローマン

 ローマンは昨年1月、三浦隆司(帝拳)との挑戦者決定戦では12回KO負けを喫したが、12月には元2階級制覇王者オルランド・サリド(メキシコ)に9回TKO勝ちを収めて1位に浮上した。70戦58勝(45KO)12敗。今回の相手ペレスは09年9月に当時のWBCスーパーフェザー級王者ウンベルト・ソト(メキシコ)に挑戦した経験(2回TKO負け)を持つベテランで、昨年5月にはサリドに7回終了TKO負けを喫している。43戦31勝(17KO)10敗2分。
 この日は同じメキシコながらシウダーフアレスから南東に1000キロ近く離れたキンタナロー州カンクンでは、ローマンの標的でもあるベルチェルがカルロ・マガリ(比)を迎えて2度目の防衛戦を行うことになっている。王者ベルチェルと指名挑戦者ローマン、別々の場所でどんな内容でどんな結果を出すのか。