[海外ニュース]2018.1.21
ロイ・ジョーンズ 引退試合の相手が決定
ジョーンズvsシグモン

 ミドル級、スーパーミドル級、ライトヘビー級、ヘビー級の重量4階級を制覇した元王者ロイ・ジョーンズ(49=米)のラスト・ファイトは2月8日、生まれ育った米国フロリダ州ペンサコーラで行われるが、その相手がスコット・シグモン(30=米)に決まった。16日に49歳になったジョーンズは19歳若いシグモンを相手に有終の美を飾ることができるか。

 ジョーンズは88年ソウル五輪で目を疑うほどの判定で負けにされ銀メダルに甘んじたが、プロでは4階級を制覇して十分な名誉を得たといえる。21世紀になってから3連敗を2度経験するなど厳しい時期もあったが、直近の12戦は11勝(7KO)1敗と好調だ。トータル戦績は74戦65勝(47KO)9敗。相手のシグモンは42戦30勝(16KO)11敗1分の戦績を残している。元世界ミドル級王者ケリー・パブリック(米)や現IBF(国際ボクシング)スーパーミドル級王者キャレブ・トルーアックス(米)らに敗れているローカル選手だが、カウンターが得意といわれるだけに元王者も要注意といえそうだ。