[海外ニュース]2018.1.6
45歳の大ベテランが世界8位を破る
元WBA(世界ボクシング協会)ミドル級暫定王者で、現在はWBA同級8位、WBC(世界ボクシング評議会)スーパーミドル級15位にランクされるドミトリー・チュディノフ(31=露)は5日(日本時間6日)、デンマークの首都コペンハーゲンで元世界ランカーのロレンガ・モック(45=コンゴ民主共和国/デンマーク)と対戦したが、予想に反して10回判定負けを喫した。
イベントはモーゲンス・パレ氏のプロモート60周年記念として行われ、奮起したモックが96対93(二者)、99対90の3-0で勝利をつかんだ。91年5月にプロデビューした27年選手のモックは57戦42勝(13KO)14敗1分。再三にわたってマウスピースを落としたため最終回に減点を科されたチュディノフは24戦20勝(13KO)2敗2分。世界戦線から大きく後退する痛い敗北となった。