[海外ニュース]2018.1.5
ディレルvsウスカテギ 因縁の再戦は3/3
IBFスーパーミドル級

 IBF(国際ボクシング連盟)スーパーミドル級暫定王者アンドレ・ディレル(34=米)対3位ホセ・ウスカテギ(27=ベネズエラ/メキシコ)の12回戦が3月3日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われることになった。両者は昨年5月、暫定王座決定戦で拳を交え、8回終了ゴング後のパンチでディレルがダウン。ウスカテギが反則負けを喫している。

 初戦は当時の正王者ジェームス・デゲール(英)が故障のため戦線離脱したことを受けて行われたが、ゴング後のパンチでウスカテギが失格。その直後にはディレル側のトレーナーがウスカテギに素手で殴りかかるなどして騒動になった。IBFは両陣営に速やかに再戦を命じていた。その後、IBF正王座の持ち主はデゲールに大番狂わせで勝ったキャレブ・トルーアックス(米)に移っている。サウスポーのディレルは28戦26勝(16KO)2敗、ウスカテギは28戦26勝(22KO)2敗。
 このディレル対ウスカテギは、WBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級タイトルマッチ、王者デオンタイ・ワイルダー(米)対ルイス・オルティス(キューバ/米)の前座として組まれている。両試合とも遠からず正式発表が行われるものと思われる。