[海外ニュース]2017.11.29
ユーバンクが王者を酷評
ジョージ・グローブス
元WBA(世界ボクシング協会)ミドル級暫定王者で現在はスーパーミドル級でWBA3位、WBC(世界ボクシング評議会)2位、IBF(国際ボクシング連盟)4位、WBO(世界ボクシング機構)3位にランクされるクリス・ユーバンク・ジュニア(28=英)が、来年2月17日に英国マンチェスターで対戦するWBAスーパー王者ジョージ・グローブス(29=英)のことを「彼はスピードも防御もダメだ」と酷評している。この試合は賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の準決勝として行われる。
オッズは4対3でユーバンク有利
挑戦する立場のユーバンクはスーパー王者のことを「彼はスピードがない、ディフェンスも甘い。スタミナは平均的。こうした欠点があるということは、私に勝てないということを意味している。私は踏み台ではないし、私はエベレストだから彼は登れはしないさ。勝負がつくのに12回も必要としないだろう」と言いたい放題だ。こうしたことも盛り上げになっているのか、売り出されたチケットは7分で完売になったという。WBSSの初戦でジェイミー・コックス(英)を4回KOで退けスーパー王座の初防衛を果たしているグローブスは30戦27勝(20KO)3敗、WBSS初戦でアブニ・イリディリム(トルコ)を3回KOで屠ったユーバンクは27戦26勝(20KO)1敗。オッズは4対3でユーバンク有利と出ている。