[海外ニュース]2017.11.23
チャーロが暫定王座戦出場か
ジャモール・チャーロ
WBC(世界ボクシング評議会)ミドル級1位のジャモール・チャーロ(27=米)と、4位のウーゴ・センテノ(26=米)が来年1月、WBCミドル級暫定王座決定戦で拳を交える可能性が高くなった。王者ゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)と2位のサウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)の再戦が来年5月5日に計画されていることを受け、ほかのランカーたちの挑戦機会が延びることを考慮した措置と考えられる。
元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーウェルター級王者でもあるチャーロは、今年7月のミドル級転向初戦で当時のWBC1位ホルヘ・セバスチャン・ヘイランド(亜)に4回TKO勝ちを収め、指名挑戦権を手に入れた。26戦全勝(20KO)。一方のセンテノは今年8月、WBC5位だったイマヌエル・アリーム(米)に3回KO勝ちを収めて上位に進出してきた。28戦26勝(14KO)1敗1無効試合。両者による暫定王座決定戦は来年1月20日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われるエロール・スペンス(米)対レイモント・ピーターソン(米)のIBFウェルター級タイトルマッチのアンダーカードに組み込まれる可能性もある。