[海外ニュース]2017.10.27
ブレーマーとブラント 計量パス
WBO(世界ボクシング機構)とWBA(世界ボクシング協会)でライトヘビー級王座を獲得した実績を持つ元王者ユルゲン・ブレーマー(39=独)対WBA&WBOミドル級2位ロブ・ブラント(27=米)のスーパーミドル級12回戦は27日(日本時間28日)、ドイツのシュヴェリンで行われる。試合前日の26日、両選手が計量に臨み、ともに168ポンド(約76.2キロ)のリミットを割り込んでパスした。試合は賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の準々決勝として行われる。
1年ぶりのリングとなるブレーマー
昨年10月にネイサン・クレバリー(英)に6回終了TKO負けを喫してWBAライトヘビー級王座を失ったブレーマーは、これが再起戦であると同時に10年ぶりのスーパーミドル級での試合となる。減量が不安視されたが、計量は166.8ポンド(約75.6キロ)でクリアした。51戦48勝(35KO)。逆にミドル級から階級アップしたブラントは166ポンド(約75.2キロ)だった。22戦全勝(15KO)。オッズは19対13でブラント有利と出ている。この試合の勝者はWBSSの準決勝でカルム・スミス(英)と戦うことになる。