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[海外ニュース]2017.10.27

クロフォードがWBO王座返上

テレンス・クロフォード

 8月にWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)4団体のスーパーライト級王座を統一したテレンス・クロフォード(30=米)が、このほどIBF王座に続いてWBO王座も返上した。遠からずWBAとWBC王座も正式に返上する見通しで、クロフォードはウェルター級転向して3階級制覇を狙うことになる。

ウェルター級に転向するクロフォード
 クロフォードは8月にジュリアス・インドンゴ(ナミビア)に3回KO勝ちを収め、ミドル級のバーナード・ホプキンス(米)に次ぎ、自力で主要4団体王座統一を果たした2人目の王者になった。しかし、その直後にIBF王座を返上し、ウェルター級への転向をほのめかしていた。クロフォードの標的はWBO王者のジェフ・ホーン(豪)で、12月13日に行われるホーン対ゲイリー・コーコラン(英)の勝者への挑戦を狙っている。ホーンの前の王者マニー・パッキャオ(比)もホーンとの再戦を希望しており、今後のWBOウェルター級王座を巡る動きが注目される。