[海外ニュース]2017.10.25
サンダース「レミュー戦はテスト」
ビリー・ジョー・サンダース
村田諒太(31=帝拳)がWBA(世界ボクシング協会)王座を獲得したことでさらに盛り上がりを見せるミドル級トップ戦線。そんななかWBO(世界ボクシング機構)王者のビリー・ジョー・サンダース(28=英)と前IBF(国際ボクシング連盟)王者で現WBO1位のデビッド・レミュー(28=カナダ)が既報のとおり12月16日、カナダのケベック州ラヴァルで対戦することになった。23日(日本時間24日)にはカナダで両者の会見が行われた。
敵地でV3戦に臨むサンダース
15年12月の戴冠後、16年12月、今年9月に続いて3度目の防衛戦に臨むサンダースは「レミューはハートの強いファイターだが、彼にとって私はあまりに速くて強いので、途中で『早くフィニッシュしてくれ』と懇願することになるだろう。勝ってベルトは守るよ。私にとってレミューは、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)対サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)の勝者との対戦に向けたテストなんだ」と強気のコメントを発した。
これに対し団体を変えて返り咲きを目指すレミューは「サンダースは驚くことになるだろう。私はベストを尽くしてベルトを奪い取る。もしも私が追いかける展開になるならば追いかける。打ち合う必要があるならば打ち合う。12月16日、私はベルトを持たずに試合会場を出ることはないだろう」と、こちらも自信に満ちていた。09年2月にプロデビューを果たしてから初めて英国を離れて戦うサウスポーのサンダースは25戦全勝(12KO)、レミューは41戦38勝(33KO)3敗。オッズは王者有利と出てはいるが6対5と接近している。
これに対し団体を変えて返り咲きを目指すレミューは「サンダースは驚くことになるだろう。私はベストを尽くしてベルトを奪い取る。もしも私が追いかける展開になるならば追いかける。打ち合う必要があるならば打ち合う。12月16日、私はベルトを持たずに試合会場を出ることはないだろう」と、こちらも自信に満ちていた。09年2月にプロデビューを果たしてから初めて英国を離れて戦うサウスポーのサンダースは25戦全勝(12KO)、レミューは41戦38勝(33KO)3敗。オッズは王者有利と出てはいるが6対5と接近している。