[海外ニュース]2017.9.27
ミドル級も視野のアンドレイド
WBA(世界ボクシング協会)スーパーウェルター級王者デメトリアス・アンドレイド(29=米)は10月21日、米国ニューヨーク州ベローナで次戦を予定しているが、その相手がミドル級でIBF(国際ボクシング連盟)12位、WBO(世界ボクシング機構)9位にランクされるアランテス・フォックス(25=米)に決まった。試合はアンドレイドの防衛戦ではなく、ミドル級12回戦として挙行される予定だ。
身長185センチ、リーチ187センチのアンドレイドは技巧派のサウスポーということもあって対戦を回避されることが多く、3月の戴冠後も試合枯れ状態に陥っていた。このほどHBOテレビと3試合の契約を結び、今回が最初の試合となる。24戦全勝(16KO)。相手のフォックスはアンドレイドよりもさらに大きく、身長193センチ、リーチ201センチとヘビー級並みの体格の持ち主だ。24戦23勝(11KO)1分。アンドレイドはこれを機にミドル級に転向するのか、今後に要注目だ。なお、この日はジェスレル・コラレス(パナマ)対アルベルト・マチャド(プエルトリコ)のWBAスーパーフェザー級タイトルマッチも組まれている。