[海外ニュース]2017.9.2
パッキャオ 再戦は来年
マニー・パッキャオ

 6階級制覇の実績を持つ前WBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王者マニー・パッキャオ(38=比)は、7月に判定で敗れた相手、現王者ジェフ・ホーン(29=豪)との再戦を11月12日に計画していたが、これを見送ることになった。1日、パッキャオ自身が公表したもので、フィリピンの上院議員の政務が多忙のため年内は試合ができないと判断したようだ。ただし、再戦を諦めたわけではなく来年には王座奪回を目指す模様だ。

パッキャオ 雪辱戦は18年に先延ばし
 パッキャオは7月2日にオーストラリアのブリスベンでホーンと戦ったが、意外にも12回判定負けを喫して王座を失った。再戦契約を生かして11月に雪辱戦を予定したが、議員としての仕事で中国訪問団の一員になる可能性があるなどするため準備が整わないと判断したものと思われる。一方、ホーンは11月12日に初防衛戦を行う方向で調整に入っており、パッキャオの前の王者で現9位のジェシー・バルガス(米)が対戦候補として浮上している。