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[海外ニュース]2017.7.28

WBA 2階級で指名戦指示

 WBA(世界ボクシング協会)は同団体のフェザー級暫定王者クラウディオ・マレロ(28=ドミニカ共和国)と2位のヘスス・ロハス(30=プエルトリコ)に対し、交渉をまとめるよう指令を出した。また、ライトヘビー級レギュラー王者ネイサン・クレバリー(30=英)と暫定王者ドミトリー・ビボル(26=キルギス/露)にも団体内統一戦を行うよう通達を出した。いずれも交渉期間は30日としている。

 マレロは今年4月、カルロス・サンブラノ(ペルー)を1回KOで屠って暫定王者になったサウスポーの強打者で、戦績は23戦22勝(16KO)1敗。ロハスは29戦25勝(18KO)1敗2分1無効試合。NABA北米王座やWBA中米カリブ王座を獲得した実績を持っている。
 ライトヘビー級レギュラー王者のクレバリーは10年から13年にかけてWBO(世界ボクシング機構)王座を5度防衛した実績を持っており、WBA王座は昨年10月にユルゲン・ブレーマー(独)を6回終了TKOで破って獲得した。33戦30勝(16KO)3敗。暫定王者のビボルは昨年5月、プロ7戦目で暫定王者になり、2度の防衛を果たしている。11戦全勝(9KO)。