[前日計量]2017.6.17
ウォード、コバレフとも175P
WBA(世界ボクシング協会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)ライトヘビー級タイトルマッチ、3団体統一王者アンドレ・ウォード(33=米)対前王者セルゲイ・コバレフ(34=露/米)の計量が16日(日本時間17日)に行われ、ともに175ポンド(約79.3キロ)でパスした。試合は17日(日本時間18日)、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで開催される。
※ウォード対コバレフは18日(日)午前10時(予定)からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行ライブ配信される。19日(月)夜9時からはWOWOW「エキサイトマッチ」で放送の予定。
先に秤に載ったコバレフはときおり笑顔を浮かべたりファンの声援に親指を立てて応じたりしたが、続いて計量に臨んだウォードは終始無表情だった。ともに175ポンドのライトヘビー級リミットちょうどで計量を終えると、係員の指示に従ってフェイスオフ(睨み合い)に応じたが、小競り合いを避けるためか80センチほどの間隔が空けられた。ウォードが何ごとか言葉を発したがコバレフは無反応をとおし、握手もないまま別れた。ウォードは31戦全勝(15KO)、コバレフは32戦30勝(26KO)1敗1分。オッズは9対7でウォード有利と出ている。なお、試合報酬はウォードが650万ドル(約7億2000万円)、コバレフには入場料収入とペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)の売上の歩合に応じた金額が支払われるシステムになっている。
当日、ダブル世界戦として行われるWBA内スーパーバンタム級王座統一戦は、スーパー王者のギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)が121.5ポンド(約55.1キロ)、暫定王者モイセス・フローレス(メキシコ)がリミットちょうどの122ポンド(約55.3キロ)だった。12万ドル(約1330万円)の報酬が約束されているサウスポーのリゴンドーは17戦全勝(11KO)、2万5000ドル(約277万円)の報酬のフローレスは26戦25勝(17KO)1無効試合。オッズは13対2でリゴンドー有利と出ている。