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[海外ニュース]2017.5.27

再起3戦目のアルバラード

マイク・アルバラード

 元WBO(世界ボクシング機構)スーパーライト級王者マイク・アルバラード(36=米)は26日(日本時間27日)、米国イリノイ州シカゴのUICパビリオンでマシュー・ストローデ(34=米)とウェルター級10回戦を行った。また、12年ロンドン五輪フライ級銅メダリストで16年リオデジャネイロ五輪バンタム級8強のマイケル・コンラン(25=アイルランド/英)がプロ2戦目に臨んだ。

 アルバラードは初回にダウンを奪ったあと2回にもダウンを追加して2回TKO勝ちを収めた。これで再起3連勝とし、通算戦績を41戦37勝(25KO)4敗に伸ばした。敗れたストローデは29戦24勝(9KO)5敗。

 3月に3回TKO勝ちでプロ初陣を飾ったコンランは、10戦のキャリアを持つアルフレド・チャネス(メキシコ)と対戦。初回にダウンを奪い、3回に再び倒してTKO勝ちを収めた。これで2戦2KO勝ちとしたコンランは、7月2日にオーストラリアのブリスベンで行われるマニー・パッキャオ(比)対ジェフ・ホーン(豪)のWBOウェルター級タイトルマッチの前座でプロ3戦目を予定している。チャネスは11戦4勝(2KO)5敗2無効試合。

 また、この日はWBA(世界ボクシング協会)スーパーライト級13位、WBO8位のアレックス・サウセド(メキシコ/米)も出場し、ウィルバース・ロペス(米)に8回判定勝ちを収めた。78対73(二者)、77対74の3-0で勝利を収めたサウセドは25戦全勝(15KO)、ロペスは26戦18勝(13KO)8敗。さらにウェルター級の世界ランカー、エギディウス・カバリアウスカス(リトアニア/米)も登場、ダニエル・エチェベリア(メキシコ)に6回TKO勝ちを収めた。08年北京五輪、12年ロンドン五輪出場の実績を持つカバリアウスカスは17戦全勝(14KO),エチェベリアは24戦19勝(17KO)5敗。