[海外ニュース]2017.5.2
裏庭の決闘は$1000
1年以上も不活発な状態が続いているWBA(世界ボクシング協会)ヘビー級レギュラー王座の決定戦が6月3日、米国フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロック・ホテル&カジノで行われる。45歳の元王者シャノン・ブリッグス(米)と44歳のフレス・オケンド(プエルトリコ)が拳を交えるものだが、「裏庭の決闘」と銘打たれたロートル対決のリングサイド券には、なんと1000ドル(約11万2000円)の値がついている。
2月の興行権入札では落札額が規定に満たなかったためやり直しが決定したが、再入札直前にヒッツ・エンターテインメンツ社が興行主に名乗り出てイベント開催にこぎ着けた。ところが現時点ではテレビ放送の予定がなく、スポンサーや入場料収入で両者の報酬を含めたイベント費用を捻出しなければならない状況となっている。そのためかリングサイド席には1000ドルの値がつけられている。そのほかの席も500ドル(約5万6000円)、250ドル(約2万8000円)、150ドル(1万6800円)、100ドル(約1万1200円)、75ドル(約8400円)と試合のグレードの割には全体的に高い値段設定となっている。