[海外ニュース]2017.2.22
統一戦を前に自信のサーマンとガルシア
キース・サーマン
ウェルター級王者同士による統一戦、WBA(世界ボクシング協会)王者キース・サーマン(28=米)対WBC王者ダニー・ガルシア(28=米)の12回戦は3月4日(日本時間5日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで行われる。無敗同士の対決を前にサーマンは「私の方が体も大きいしパンチも強い」と自信をみせ、ガルシアも「私は本物の世界王者だ。もちろん勝つ自信はある」と話している。
ダニー・ガルシア
サーマンは13年7月にディエゴ・チャベス(亜)を下してWBA暫定王座を獲得し、正王者に昇格後も含めて6度の防衛を果たしている。今月発表のWBAランキングではスーパー王者になっている。BOXRECでは身長が171センチと記されているが、実際の身長は177センチほどある。「私はアマチュア時代からガルシアよりも大きく、プロでもそれは変わらない。彼は体重を上げてきたが、それでも私の方が大きい。そのことも私に優位性を与えている。私は試合数は彼よりも少ないがKOの数は多く、パンチも私の方が強い」と自信をみせている。これに対してガルシアは「勝つ自信はある。私が本物の世界王者なんだ。これまでにも統一戦のような大きな試合を経験してきたし、私の方が優れたボクサーだと思っている」と話している。戦績はサーマンが28戦27勝(22KO)1無効試合、ガルシアは33戦全勝(19KO)。オッズは依然として2対1でサーマン有利が続いている。