[海外ニュース]2017.2.15
4/22 ラミレスが1年ぶりに初防衛戦
ヒルベルト・ラミレス
 WBO(世界ボクシング機構)スーパーミドル級王者ヒルベルト・ラミレス(25=メキシコ)の初防衛戦が4月22日、同級10位のマックス・ブルサック(32=ウクライナ)を相手に米国カリフォルニア州で行われることになった。開催地は未定。ラミレスは昨年4月にアルツール・アブラハム(36=アルメニア/独)に勝って戴冠を果たしたが、7月に予定された初防衛戦を前に右拳を骨折したためキャンセルしていた。これが1年ぶりのリングとなる。
ヒルベルト・ラミレス
 長身サウスポーのラミレスはアブラハムを下し、デビューから34連勝(24KO)で世界一の座に駆け上り、さらなる活躍が期待されていた。しかし、ドミニク・ブリッチュ(独)との初防衛戦を前に拳を骨折したためブランクをつくることになってしまった。対するブルサックも昨年4月にWBO世界ミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英)に挑戦する予定だったが、相手が拳を痛めたためキャンセルの憂き目に遭っている。37戦33勝(15KO)4敗1分。世界挑戦は12年5月、ハッサン・ヌダム・ヌジカム(カメルーン/仏)の持つWBO世界ミドル級暫定王座に挑んで判定負けしたのに続き2度目となる。現時点で開催地は決まっていないが、ロサンゼルスが有力とみられている。