[海外ニュース]2017.2.14
新王者デイビスの初防衛戦はウォルシュ
 IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王者ジャーボンタ・デイビス(22=米)の次戦が1位の指名挑戦者リアム・ウォルシュ(30=英)を相手に行われることが確実となった。IBFが対戦指令を出しているもので、交渉期限とされる15日までに両陣営が合意に達しなければ興行権入札が行われることになる。元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(米)の秘蔵っ子といわれるデイビスは今年1月、ホセ・ペドラサ(27=プエルトリコ)に7回TKO勝ちを収めて王座を獲得したばかりで、ウォルシュ戦が初防衛戦となる。
 デイビスはペドラサをスピードと強打で圧倒して22歳の若さで世界一の称号を手に入れた。そのデイビスを含めスーパーフェザー級はWBO(世界ボクシング機構)王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/米)、4月にロマチェンコと統一戦を行うWBA(世界ボクシング協会)のレギュラー王者ジェイソン・ソーサ(米)、さらにWBC(世界ボクシング評議会)の新王者ミゲール・ベルチェル(メキシコ)、指名挑戦者の三浦隆司(帝拳)、WBAスーパー王者のジェスレル・コラレス(パナマ)と群雄割拠の様相を呈している。17戦全勝(16KO)のデイビスに対しウォルシュも21戦全勝(14KO)をマークしており、新王者の真価が問われるサウスポー対決になりそうだ。