[海外ニュース]2017.2.3
コットの復帰戦は中止
2月25日に米国テキサス州フリスコのフォード・センターで行われる予定だった元世界4階級制覇王者ミゲール・コット(36=プエルトリコ)の復帰戦は、相手のジェームス・カークランド(32=米)が鼻を負傷したため中止になった。イベントそのものがなくなったため、前座で組まれていたWBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(36=キューバ/米)対暫定王者モイセス・フローレス(メキシコ)も仕切り直しとなった。
15年11月にサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)に12回判定負けを喫しているコットにとっては待望の復帰戦だった。何度も候補の日程や対戦相手が挙がっては消えるなかでやっと決定した試合で、HBOテレビでのペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)も決まっていた。しかし、このタイミングで相手が負傷とあっては仕方ない。まだ新たな復帰戦の日程は出ていないが、毎年6月にニューヨークで開かれるプエルトリカンデーの前後が有力と思われる。