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[試合結果]2017.1.26

ワンヘンvsジェルサレム

 WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級タイトルマッチ、王者ワンヘン・メナヨーティン(31=タイ)対同級9位の挑戦者メルビン・ジェルサレム(22=比)の12回戦は25日、タイのピサヌロークで行われた。14年11月の戴冠後、大平剛(32=花形)らを相手に5度の防衛を重ねてきたワンヘンと、11戦全勝(7KO)の22歳の挑戦者。どちらに軍配が挙がったのか。
〇ワンヘン・メナヨーティン(タイ)
 12回判定(3対0)
×メルビン・ジェルサレム(比)

 王者よりも9歳若い挑戦者が好スタートを切ったが、4回を終わって公開された採点はジャッジ三者とも38対38のイーブンだった。このあとペースを上げたのはワンヘンで、中盤を支配して混戦から抜け出す。8回終了時の採点では78対74、77対74(二者)とリードした。終盤、今度はジェルサレムが反撃に出たが、試合をひっくり返すことはできなかった。採点は114対113(二者)、115対113と接近していたが、3対0でワンヘンの手が挙がった。ジェルサレムは8回にローブローで1点のペナルティを受けたのが響いた。6度目の防衛を果たしたワンヘンは45戦全勝(17KO)、ジェルサレムは12戦11勝(7KO)1敗。