カバジェロは14年10月に決定戦を制して世界王者になったが、翌春には踵の腫瘍を除去する手術のため初防衛戦をキャンセル。リハビリを経て15年11月には暫定王者のリー・ハスキンス(英)と団体内統一戦を行うことになっていたが、前日計量で大幅な体重オーバーだったため試合は中止、王座は剥奪された。3ヵ月後に戦線復帰を果たしはしたが、その後は再び活動停止状態になっていた。23戦全勝(14KO)。相手のプロアは32戦28勝(21KO)2敗2分。こちらも昨年2月に6年ぶりにカムバックしてTKO勝ちを収めたが、7月には売り出し中の元五輪戦士ジョセフ・ディアス(米)に2回KO負けを喫している。カバジェロ戦が再起戦となる。