[海外ニュース]2017.1.23
ナルバエス 次戦は3/4か
オマール・ナルバエス
 14年12月に井上尚弥(23=大橋)に2回KO負けを喫してWBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王座を失ったオマール・ナルバエス(41=亜)が3月4日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターでエマヌエル・ロドリゲス(24=プエルトリコ)とIBF世界バンタム級挑戦者決定戦を行うことになりそうだ。勝てばリー・ハスキンス(33=英)への挑戦権を獲得する。
オマール・ナルバエス
 ナルバエスはフライ級で16度、スーパーフライ級で11度の防衛実績を持つ技巧派サウスポーだが、井上戦ではパワーの前に何もできずに2回で屈した。しかし、いまは3階級制覇を狙う位置まで戻した。ロドリゲス戦は興行権をナルバエス側が落札し、1月13日にブエノスアイレスで開催と発表されたが、テレビ局の都合で延期になっていた。一時は全面的なキャンセルとも伝えられたが、3月4日のキース・サーマン(米)対ダニー・ガルシア(米)の世界ウェルター級王座統一戦の前座に組み入れることになったようだ。ナルバエスは50戦46勝(24KO)2敗2分、ロドリゲスは15戦全勝(10KO)。