[海外ニュース]2017.1.20
前王者スミス 4月に再起戦
リアム・スミス
 昨年9月、サウル・カネロ・アルバレス(26=メキシコ)に9回TKO負けを喫して王から陥落した前WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者、現6位のリアム・スミス(28=英)の再起戦が4月8日、英国内で計画されている。対戦相手の有力候補として同級WBA(世界ボクシング協会)10位、IBF(国際ボクシング連盟)12位、WBO3位にランクされるリアム・ウィリアムス(24=英)の名前が挙がっている。
リアム・スミス
 スミスは15年10月に決定戦を制してWBO王座を獲得し、2連続KO防衛を果たしたが、アルバレス戦では計3度のダウンを喫するなど完敗に終わった。25戦23勝(13KO)1敗1分。対戦候補として名前が挙がっているウィリアムスは11年11月のプロデビューから17戦16勝(11KO)1分の戦績を収めているホープで、英国王座、英連邦王座、WBO欧州王座を獲得した実績を持っている。目下8連続KO勝ちと勢いもあるだけに、スミスにとっては侮れない相手といえる。正式決定の報を待ちたい。