[海外ニュース]2017.1.17
レミューvsスティーブンス 3/11
デビッド・レミュー
 前IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級王者で現WBC(世界ボクシング評議会)4位、IBF6位、WBO(世界ボクシング機構)4位デビッド・レミュー(28=カナダ)と、WBA(世界ボクシング協会)同級8位、WBC3位、IBF5位、WBO11位のカーチス・スティーブンス(31=米)の12回戦が3月11日、米国ニューヨーク州ベローナで行われることになった。試合はレミューの持つNABO北米王座の初防衛戦として行われる。
デビッド・レミュー
 カナダで絶大な人気を誇るレミューは15年6月にIBF王者になったが、4ヵ月後の統一戦でゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)に8回TKO負け。昨年3月に計画された再起戦は自身の体重オーバーによりキャンセルになったが、5月に4回TKO勝ちを収めて復帰を果たした。10月には大差の10回判定勝ちを収めており、スティーブンス戦が再起3戦目となる。39戦36勝(32KO)3敗。
 対するスティーブンスは13年11月にゴロフキンに挑んだが8回終了TKO負け。翌年には現WBA暫定王者のハッサン・ヌダム・ヌジカム(カメルーン/仏)に判定負けを喫したが、昨年5月、無敗のパトリック・テイシェイラ(ブラジル)に2回TKO勝ちを収めてトップ戦線に再浮上してきた。34戦29勝(21KO)5敗。パンチのある好戦派同士のカードだけに、スリリングな打撃戦が期待できる。