[海外ニュース]2017.1.13
ロマチェンコ 次戦は4/15
内山を連覇したコラレス
 五輪連覇、プロ3戦目でフェザー級王座獲得、7戦目で2階級制覇を成し遂げたWBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(28=ウクライナ/米)の次戦が4月15日に米国内で計画されている。トップランク社のボブ・アラム・プロモーターが明かしたもので、対戦相手候補として内山高志(37=ワタナベ)を連破したWBA同級スーパー王者ジェスレル・コラレス(25=パナマ)の名前が挙がっている。
ワシル・ロマチェンコ
 ロマチェンコは「ハイテク」というニックネームを持ったサウスポーの技巧派で、16年には2階級制覇を果たしたうえ元フェザー級王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)にも完勝。プロの水に慣れたこともあり試合ぶりもエキサイティングなものになり、総合的な評価は大きくアップしている。次戦に関しては当初3月25日に宿敵オルランド・サリド(メキシコ)と戦うプランがあったが、これは消滅したようだ。現在は4月15日、米国メリーランド州オクソンヒルのMGMナショナルハーバー・リゾート&カジノでの開催で話が進んでいるという。対戦相手としては内山に連勝したコラレスが有力視されている。コラレスは昨年10月か11月にロマチェンコと戦うプランがあったが、そのときは交渉がまとまらなかった。内山を連破した実績に加え、統一戦という付加価値があるだけに今度は話がまとまる可能性が高いとみられている。