[海外ニュース]2017.1.13
2/18 アバネシャンvsピーターソン
レイモント・ピーターソン
 WBA(世界ボクシング協会)ウェルター級暫定王者ダビド・アバネシャン(28=露)が2月18日、米国オハイオ州シンシナティで元WBA、IBF世界スーパーライト級王者で現WBAウェルター級3位のレイモント・ピーターソン(32=米)を相手に2度目の防衛戦を行うことになった。この日はWBCのフェザー級、WBCのスーパーウェルター級と合わせてトリプル世界戦となる。
レイモント・ピーターソン
 アバネシャンは15年11月に暫定王座を獲得し、昨年5月には元3階級制覇王者シェーン・モズリー(米)を退けて初防衛に成功している。24戦22勝(11KO)1敗1分。 モズリー戦に続いて2度目の米国のリング登場となる。対するピーターソンは11年12月にアミール・カーン(英)を破って2団体王者になったが、ドーピング違反が発覚してWBAのスーパー王座を失った。IBF王座は3度防衛したが、ウェルター級転向のため手放した。しかし、試合枯れ状態が続いており、アバネシャン戦が15年10月以来の試合となる。38戦34勝(17KO)3敗1分。
 なお、この日はゲイリー・ラッセル(米)対オスカル・エスカンドン(コロンビア)のWBC世界フェザー級タイトルマッチと、ジャーメル・チャーロ(米)対チャールズ・ハトレイ(米)のWBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ、さらに元4階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(米)対アドリアン・グラナドス(メキシコ/米)のスーパーライト級12回戦が組まれている。