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[海外ニュース]2016.12.27

復帰を模索のカーン

アミール・カーン
 元WBA、IBF世界スーパーライト級王者で現在はWBC世界ウェルター級1位にランクされるアミール・カーン(30=英)が、来春の戦線復帰を模索。マネージャーを務めるアル・ヘイモン氏と具体的な話し合いの場を持つとしている。
アミール・カーン
 カーンは今年5月、155ポンド(約70.3キロ)の契約体重でWBC世界ミドル級王者のサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)に挑戦。スピードを生かしたボクシングで善戦したが、最後は右を浴びて6回KO負けを喫した。その後、再起戦のプランが具体的に出てこなかったのは以前から痛めていた右拳を2度にわたって手術したからだという。「拳の回復は順調で、パンチを打つこともできるようになった。以前よりも良い感覚がある」と話している。再起戦は未定だが、カーンはヘイモン氏に英国内での試合を組んでもらうよう要請するつもりだという。一部では5月27日にIBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(英)と対戦するのではないかという報道もある。12月8日に30歳になったカーンの今後に要注目だ。