ボクシングモバイルニュース
[海外ニュース]2016.12.7

ホリィ、バレラらが殿堂入り

イベンダー・ホリフィールド
 米国ニューヨーク州カナストータの名誉の国際ボクシング殿堂(IBHOF)は6日、2017年の殿堂入りメンバーを発表した。元世界王者ではクルーザー級とヘビー級を制したイベンダー・ホリフィールド氏(米)、3階級制覇のマルコ・アントニオ・バレラ氏(メキシコ)と故ジョニー・タピア氏(米)が殿堂入りを果たした。
 米国をはじめ世界各地にボクシング殿堂はあるが、最も権威があるといわれるのがIBHOFだ。元世界ウェルター級、ミドル級王者カーメン・バシリオ氏(米)と従兄弟の元世界ウェルター級王者ビリー・バッカス氏(米)の出身地だったことから1989年にカナストータに会館が建設され、翌90年から毎年、殿堂入りメンバーが選出されることになった。元選手は引退から5年以上経っていることが選考条件となる。今年は元王者3人のほかオーストラリアの元トレーナー、ジョニー・ルイス氏、ジャッジのジェリー・ロス氏、ブロードキャスターのスティーブ・ファーフッド氏とバリー・トンプキンス氏、さらにオールドタイマー部門で元選手のエディ・ブッカー氏と元リングアナウンサーのジミー・レノン・シニア氏が選ばれた。ちなみに日本ではファイティング原田氏、マッチメーカーのジョー小泉氏、帝拳プロモーションの本田明彦氏、元世界フライ級王者の大場政夫氏、具志堅用高氏の5人が殿堂入りを果たしている。なお、式典は来年6月8日~11日、カナストータで行われる。