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[海外ニュース]2016.11.30

スティバーン「リングはリング」

バーメイン・スティバーン
 12月17日(日本時間18日)、ロシアのモスクワでアレクサンデル・ポベトキン(37=露)とのWBC世界ヘビー級暫定王座決定戦に臨むバーメイン・スティバーン(38=ハイチ/米)が、「様々な場所で戦ってきたが、リングはリングだ。勝つための準備はできている」と自信をみせている。
バーメイン・スティバーン
 スティバーンは14年5月にクリス・アレオーラ(米)に6回TKO勝ちを収めてWBC王座を獲得したが、15年1月の初防衛戦でデオンタイ・ワイルダー(米)に判定負けを喫して無冠に戻った。10ヵ月後に再起を果たしたが、今回はそれ以来1年1ヵ月ぶりの試合となる。そのスティバーンは「ロシアに行ったことはないが問題ない。リングはリングだ。ポベトキンに勝って、その先にワイルダーへの雪辱戦がある。彼は私が最悪の日に勝っただけだ」と話している。04年アテネ五輪スーパーヘビー級金メダリストで元WBA王者のポベトキンに関しては「2、3の試合を見たが、彼はアレオーラに似て体格だが、アマチュア経験があるだけにスキルは優れている。パンチはあるが防御は完璧ではない」と分析している。スティバーンは28戦25勝(21KO)2敗1分、ポベトキンは31戦30勝(22KO)1敗。この試合の勝者がワイルダーとの団体内統一戦に駒を進めることになる。オッズは17対2でポベトキン有利と出ている。