ボクシングモバイルニュース
[海外ニュース]2016.11.11

12/10 ライト級サバイバル戦

ディアス vs ベルトラン
 12月10日、米国ネブラスカ州オマハで開催されるテレンス・クロフォード(29=米)対ジョン・モリナ(33=米)のWBC、WBO世界スーパーライト級タイトルマッチの前座で、元世界ライト級王者ファン・ディアス(33=米)対レイムンド・ベルトラン(35=メキシコ/米)のサバイバルマッチが行われることになった。
 ライト級で3団体王者になった実績を持つディアスは10年に引退したが、13年4月に戦線復帰。以後は7連勝(4KO)を収めている。現在はIBFとWBOでライト級11位にランクされている。対するベルトランは3度の世界挑戦経験があるが、リッキー・バーンズ(英)戦はダウンを奪いながら不運な引き分け、クロフォード戦は判定負け、15年5月のWBOライト級王座決定戦は粟生隆寛(帝拳)に2回TKO勝ちを収めたものの前日の計量で失格していたうえ、試合後にはドーピング違反も発覚。結果は無効試合に変更され、自身は1年間の出場停止処分を受けた。今年5月に戦線復帰を果たし、2連続TKO勝ちを収めている。現在はWBCで11位、IBFで8位にランクされている。戦績はディアスが46戦42勝(21KO)4敗、ベルトランが40戦31勝(19KO)7敗1分1無効試合。