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[海外ニュース]2016.10.23

村田の脅威 レミュー

デビッド・レミュー
 前IBF世界ミドル級王者デビッド・レミュー(27=カナダ)は22日(日本時間23日)、カナダのモントリオールにクリスチャン・ファビアン・リオス(33=亜)を迎えて再起第2戦に臨んだ。
デビッド・レミュー
 WBCとWBOで4位、IBFで6位にランクされるレミューは初回から主導権を握り、毎回のようにポイントを重ねていった。しかし、一度もKO負けのないサウスポーのリオスを倒すことができないまま10回終了のゴングを聞いた。採点は100対90(二者)、99対91と一方的だった。昨年10月にゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)に8回TKO負けを喫してIBF王座を失ったレミューは、これで再起2連勝。通算戦績を39戦36勝(32KO)3敗に伸ばした。ミドル級というと村田諒太(帝拳)が世界挑戦、戴冠を目指しているが、挑戦権争いのライバルとしても、また対戦者としてもレミューは手強い相手といえる。リオスは32戦21勝(6KO)8敗3分。
 この日は、かつて日本で「原田門戸」のリングネームで活躍したリッキー・シスモンド(比)がスーパーライト級10回戦に出場、ギスレイン・マドゥマ(コンゴ民主共和国/カナダ)に判定勝ちを収めた。9回にダウンを奪って95対93(二者)、97対91の3-0で支持されたシスモンドは43戦31勝(13KO)9敗3分。マドゥマは21戦18勝(11KO)3敗。